2016.04.20投稿
今日はお隣、気高町にある風景をご紹介します。
こちらは気高町睦逢にあるため池、大堤(おおづつみ)。
池の周りには4色の芝桜が植えられています。
大堤池は、逢坂谷の下流域の水田に必要な水を確保するために造られたため池で、山陰海岸ジオパークにも指定されています。
毎年秋には、土やゴミを取り除いて鯉や鮒などを捕獲するための水抜きが行われます。
魚の捕獲は竹で編んだ底の無いたる型のかごを使って行われ、地元では「うぐい突き」と呼ばれ風物詩になっています。
私も過去に何回かうぐい突きに参加しました。
子どもの頃は魚が入るしくみがいまいちわかりませんでしたが、今ではなるほどなぁと感じます。
向かいには広大な菜の花畑も。
通りかかる車は停車し、風景を眺めたりカメラ片手に撮影される方がほとんどです。
秋の風物詩から春の風物詩へ。
地域の方々が数年前に植えた芝桜は、大堤の春の風物詩になりました。
あまり通る機会が少ない逢坂谷かも知れませんが、芝桜を見ていただきたいです。