2015.12.07投稿
あおや和紙工房にて11月7日から12月6日まで、「おくむらのりこ作品展」が開催されていました。
~和紙に描く 和紙で描く~
11月25日付けのブログではまだ会場に行けてなかったのですが、12月6日の最終日、やっと見ることが出来ました!!
画像ではわかりにくいですが、一般的に絵画に使用される紙とは違い、和紙表面の凹凸や絵の具の重ね塗り、和紙が貼られていたりととても立体的に見えました。
作品に使用されている絵の具はアクリル絵の具と言うようで、水性で速乾性があり、水彩画のようにも、また、重ね塗りをして油絵のようにも描くことが出来るそうです。
「色を混ぜても濁りがなく、好きな色が作れるのも楽しみの一つ」とコメントが記載されていました。
また、紙選びにも大切な役割があるそうです。
会場にはアクリル絵の具で同じモチーフが、質感の違う紙に描かれて展示してありました。
因州和紙は手漉きから機械漉きと味わい深い紙が豊富で、「因州筆きれず」と言われるように筆運びが良いので筆を選ばず、自然な表現が出来ると紹介されていました。
「和紙を、洋紙と同じように普段使いして自由に好きなものを描いていけたら」
作者、おくむらのりこさんからのメッセージでした。
作品を見て一番に感じたこと、それは和紙の温かさでした。
和紙工房では和紙を使ったさまざまな展示や和紙製品の販売がされていて、和紙に囲まれた空間はとても温かく感じました。
常設展示や作品展だけでなく、紙漉き体験もあり小さなお子様も楽しめる工房だと思います。
青谷へ少し足を伸ばして、または山陰道から寄り道して、あおや和紙工房に足を運んでみられてはいかがでしょうか。
その際は五島にもお立ち寄り下さいね♪
あおや和紙工房のお話を聞かせていただきたいです♪